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今日の説教:アメージング・グレース [説教]

先週日曜二人の知人が礼拝に来てくれました。

この二人は以前一緒に英語賛美歌を歌うコーラス(ゴスペル クワイア)にいた仲間で、

アメージンググレースという歌についての本について話をしてて、読み終わったので

届けてくれるため着てくれました。

彼女らはクリスチャンではありませんが、毎週英語賛美歌コーラスで歌の練習、聖書の

学びをしながら歌うことを通して、神様の恵みを表した人々の歌詞を通して神様の

恵みに触れています。

今日はその一人である、Aさんが持ってきてくれた「アメージンググレース物語」という本を

皆様に紹介し、一人の人生に注がれた神様の恵みに触れながら、わたしたちの人生の中で

注がれている神の恵みに思いを留める一時を過ごしたいと思っています。

アメージンググレースという曲はこの2-3年、本田美奈子さんという歌手が歌っていたこと、

そして、「白い巨塔」というテレビドラマでテーマ曲として、歌われたことから日本中の

だれもが一度はこの曲を耳にしたことがあると思います。

人々の中には、アメージンググレースという曲が賛美歌であることを知らずに、

そのメロディーの美しさに親しんでおられる方もいるかも知りません。

ある人々はこの曲は「グレース」ちゃんという女性に対する愛の歌と理解している方も

いるそうです。

この本を翻訳された中澤さんという方は、この歌の詩を書いたジョン・ニュートンさんが

知人に送った手紙を通して、この曲を紹介したいと思い本を出されたそうです。

クリスチャンのためではなく、いっぱんの人々、ことにアメージング・グレースの曲に

親しんでいる人々がその背景に触れ、この歌詞の中に流れている、グレースちゃんでは

ない、本当の意味の「グレース」のことを作詞者の紹介を通して伝えようとしています。

初めに、皆さんにお配りした歌詞をご覧ください。

1節を英語で歌ってみます。

Amazing grace!(how sweet the sound)

That saved a wretch like me!

I once was lost, but now am found,

Was blind, but now I see

You tubeで Judy collinsが歌っています。

http://jp.youtube.com/watch?v=uG3Xd7ENuyk

この曲が曲はじめて歌われたのはイギリスロンドンから北西に向かって

列車で40分ほどのところのオウルニィーという小さい町の

セント ピーター・セント ポール教会でした。

この教会の牧師であったジョン・ニュートンさんはオウルニィー教会のレース

作りを営んでおられる信徒に聖書の意味をより分かりやすく伝えるため、作詞をして

説教の中で紹介し、皆が親しんでいる曲に歌詞をつけて紹介していました。

そして、1772年の12月ごろ書いた詩を1773年1月1日の礼拝で紹介しました。

この本では

「アメージング・グレース」物語―ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝

「アメージング・グレース」物語―ゴスペルに秘められた元奴隷商人の自伝

  • 作者: ジョン ニュートン
  • 出版社/メーカー: 彩流社
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本
  ジョン・ニュトンさんがどのように牧師になったかについて、友人に宛てられた十四の手紙を 紹介しています。 この中で、彼自身が触れた「グレース」は、 わたしたちの教会の名前「大阪聖愛教会」を英語ではOsaka Grace Church といいますが、つまりGraceは聖なる愛のことを言います。 そして、ニュートンさんが触れた五つのGrace・愛について紹介しています。 一つ目は彼のお母さんの愛、 二つ目は彼のパートナー・夫人との愛 三つ目は友人との愛 四つ目は神の愛 五つ目は人類愛です。 信仰深い母の元で育てられたニュトンさんは、 お母さんの献身的な愛情のもと、育てられました。 しかし、ニュトンが七つの時、母は死に、 船の船長をしてた、彼の父は再婚、 そして、寮制の学校にあづけられますが、 ぐれてしまいます。 そして、信仰とはかけ離れた生活を送る中、 当時フランスとの戦争が起こるかも知れない中、 徴兵され、海軍の船乗組員になります、 そして、やがてはアフリカの人々を捕まえては 貿易をする、奴隷船の船長になります。 そして、一節の歌詞は、 彼自身がひどい生き方を生きてきたにも関わらず、 彼に対しての一方的な恵みが彼を救ったと書かれています。 和訳を紹介します。 「アメージング・グレース(何と甘美なる響き) 道ならぬ私を救ってくださった。 かつて迷えし者が、今見出され、 闇を出でて、光の中にいる。」 もともとニュトンさんが作詞した曲は、5-6節ありましたが、 現在は4節もしくは5節の歌詞で紹介されています。 そして2節 「'Twas grace that taught my heart to fear, And grace those fears relieved; How precious did that grace appear, The hour I first believed! 神の恵みが私の心に畏れることを教えてくださり、 くだんの恐怖も消えた! 恵みがどれほどありがたく思えたことか、 初めて祈ったとき。」 は奴隷商人となった彼が嵐と飢えの中で、 もう死ぬと思ったとき、なんとか生かしてと祈ったこと、 しかし、ひどい生き方をしていた彼は、生き延びたこと それは神の恵みであったことを方っています。 3節は 「Though many dangers, toils and snares, I have already come; 'Tis grace has brought me safe thus far, And grace will lead me home. 七難八苦、数多の誘惑を乗り越え、 ようやくたどり着いた。 ここまで無事にこれたのも、神の恵み、 だから故郷にもつれ言ってくださるだろう。」 はさまざまな生き方をしたが、後に彼が牧師となるまで、 注がれた神様の導き、アメージング(驚くほどの)グレース(神の恵み) について表しています。 ここでの4節 「When we've been there ten thousand years, Bright shining as the sun, We've no less days to sing God's praise Than when we first begun. かの地について1万年たったとき、 太陽のごとく明るく輝きながら、 日々、神の賛美歌を歌うだろう、 初めて歌ったときと同じように。」 は実はニュトンの詩ではありません。 ニュトンはオウルニィーにいるとき、友人と作詞をし、 賛美歌集を出しました。そして、その中に収録され、 この歌は、約100年後にスコットランドからアメリカに移民した人々の、 メロディーに出会い、人々に愛される歌となりました。 そして、アメリカの新大地に信仰的自由とアメリカン・ドリームを夢見移住しますが、 さまざまな困難を経験した人々が、その中においても神の大きな愛が注がれていると いう歌詞とメロディーに触れる中、アメリカの移民した人々に親しまれ、 第2の国歌といわれるようにまでなりました。 ですから、この曲はイギリスの聖公会の聖歌にはのっておらず、 昨年新しく発行された、日本聖公会聖歌集の中に収録されるように なりました。 さて、4節の話に戻りますが、 先ほどこの歌詞はジョン・ニュトンの歌詞ではないといいましたが、 この4節の歌詞は実はアメリカに奴隷としてつれられていかれた 黒人の人々が1日中大農場で強制労働をさせられ、 日曜日は教会につれて良かれ、白人にしたがうことを教えられていたとき、 彼らは身体の自由は奪われても、魂の自由は奪われない、 神の国においては自由人でありたいという願いをこめられた歌詞であって、 替え歌として歌われたしです。 そして、この曲は奴隷解放運動を支える歌として、時には、アメリカの ベトナム戦争の時には、この戦争が神の意思に逆らう戦争反対を祈る人々の 中で親しんで歌われました。 そして、ジョディ・コリンズという歌姫や、マリオン・ウィリアムズによってレコードに 収録され、人々により、親しまれる曲となりました。 最後にジョン・ニュトンの支えた五つ目の愛、人類愛のことについてですが、 彼はオウルニィーの町からロンドンの教会の牧師として招かれ、その教会で 友人となった人々とイギリスにおいての奴隷制度は、当時においては、奴隷制度、 そして、黒人を人とみなさないことが当たり前の時代に、自分が奴隷商人として 黒人を人として扱っていないことは、神のグレースに反することとだという意味で、 奴隷制度廃止運動を起こし、 のちにこれらの働きは、奴隷制度が当たり前だと思っていた人々の心を動かし、 イギリス国会での奴隷制度廃止法案を導き出すようになります。 これらの出来事は、ニュトンすばらしかったとか、だれだれが賢かったからなされた 業ではなく、 神の恵み、それはびっくりするほど大きな愛で、そして、その愛によって生かされて いるという信仰告白を表したのであります。 わたしたち、グレース、聖なる愛の名のもとに集まれられた私たちも、 私たちの人生の中に注がれている神の恵み(グレース)、導きを振り返り、 感謝しその愛に触れ、 自分を生かし、人々を生かすことができますように。 最後の本日の特祷をご一緒にささげて、今日の話を終わります。 主を、主の家族である教会を、 絶えることのない恵みの内にお守りください。 どうか主の祈りによって すべての災いを免れ、良い行いをもって 熱心に主に使え、み名の栄光をあらわすことができますように、 主イエス・キリストによってお願いいたします。
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リディア

こんにちは。
イム先生、この曲の背景を日本語でブログに書いてくださって本当にありがとうございます。主人が、ネットで日本のウィスキーのCMでこの曲を使われていることを発見し、微妙な気持ちがあったそうです。主人のブログにリンクさせてもらっても良いですか?

主の大きな愛は私達が想像するよりもはるかに大きいのですね。イム先生のお祈りと共に、アーメン。
by リディア (2007-10-16 03:42) 

bin

リディアさん

お久しぶりです。
どうぞお使いください。
もう一度、ご主人とリディアさんのブログメールで教えてください。

よろしく
by bin (2007-10-19 14:48) 

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